1.状況
2024/1/31 決算発表
売上、営業利益が伸びているのに利益に結びついていない
決算短信では為替差損について触れていたが、PLの「支払利息」の金額が大きめに見える
過去に遡って分析してみた
2.分析
2.1. 元データ作成
丸文のHPから2014/3まで遡って決算短信をスプレッドシートに転記
2.2 分析結果
(1)経常利益と営業利益の比較
丸文は営業利益が好調な割に経常利益が低く、結果EPSが低い傾向がある。
図から2018年以降、10億円以上、営業利益の25%以上の損失が出ていることがわかる
(2)営業利益と支払利息・為替差損の比較
経常利益と営業利益の差分は主に支払利息と為替差損によるものと考えられる。
営業利益の40%以上が支払利息と為替差損で失われてきている。為替差損はキーワードとしてよく出てくるが、支払利息が額・割合ともに営業利益に大きな影響を与えてきている。
(3)借入金の利息
支払利息は借入金に対して発生するものと考えられる。借入金を短期借入金+長期借入金と仮定し、借入金と支払利息の関係を見てみよう。
借入金は増加傾向にあり、利払いも直近で4%を超えるものとなってきている。
ドル建てで借り入れると金利も高いのであろうか。
(4)借入金の肥大化
会社の成長と共に業績が伸びれば借入金も増えるものと考えられる。
売上と借入金の関係を見てみよう。
10年前は売上の10%未満だった借入金が、現在は30%を超過している。尚、売上は減ってきている。
(5)現金及び等価物と借入金の比較
とりあえず今ある現金で借金返そうと思ったらどうなるか?
おおっと短期借入金が現金同等物の4倍近い。
(高金利の)どこかで借り換えを行えば特に問題はない(のか?)
(6)キャッシュフロー・有利子負債
データに間違いがあるかもしれないので、第三者の作成している図も貼っておこう
自己資本を超える有利子負債
2022、2023と連続マイナスの営業キャッシュフロー。どちらも3Qまでプラスだった。
3.結論
投資は自己責任で。
本サイトのデータは特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
また本サイトを閲覧した結果の売買損益について責任は持ちません。
まず自分が丸文の経営サイドにいれば、まず膨れ上がる借入金の手当てを行う。
4Qにキャッシュがなくて慌てて高金利の金融機関から借りるのをやめる。
きちんとした銀行から借りる、証券会社に相談して第三者割当増資を行う。希薄化を伴うヤバいやつでも。
また為替予約も長期の高額なものがあれば、短期の少額なものに替える。なんとなくドル売りの大きなポジションを持って酷い目にあっている気もするが、損を確定させる。
あるいは円建ての取引に変えて為替リスクは負わないようにする。
全然財務に問題なくて、私の指摘が間違っていたらごめんなさい。
自分は投資家サイドなので、低PER(13.5)、低PBR(0.81)、高配当(3.22%)に釣られて丸文に引っかかったが、リスクが非常に高く、リターンが低い気がするので、買えない・買わない。
空売りは怖いので優待取得でしか利用したことがないが、何かを売らなければならないとしたら丸文を売る。
判定:売り!!
Googleのスプレッドシートでグラフを作る練習になった!!
2024/2/18取り消し・追記
バフェット・コードを用いて4半期単位(単体)のBS、PLを確認
2024/3期2Q、3Qで
・有利子負債が減っている
・ただし支払利息は 10億円/Qとあまり変動なし
・営業外費用が減っている
→為替差損が減っている
・売上・売上総利益が3Qで下降している
営業外費用が減っていき有利子負債が減っていけば丸文が投資対象になることがあるかもしれない。
短期借入金が600億円
長期借入金が50億円
営業キャッシュフローが3Q累計で170億円あるので、3〜4年間借金返済頑張れば明るい未来が待っているかも。
短期借入金を、借り換えその他(増資・社債等)で賄えなければ一発退場もあると思う。
三菱UFJ OBの取締役3人もいるから頑張れ。
業績・有利子負債の状況を見ながら短期では財務が悪い・売上減少で売りスタンス
2〜3年様子を見て突然死がなさそうなら買い?














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